2年8ヶ月ぶりのレース. 新しいバイク(DRZ400S)を買い,月2回の練習でそこそこ乗れてきたので, ちょっと腕試しに出てみようかということになった. 無謀にも1時間耐久(ビギナーA)と3時間耐久(ノーマルA)にダブルエントリーした. 場所はプラザ阪下,天気は全般的には曇りで時々小雨がパラつく程度で,まずまずのコンディションだった.
結果は, 1時間耐久はクラス9位/13台と惨敗.全くダメ. スタートは好調.クラス2番手を走る. しかし,整備不良のためか,下り坂やコーナーの出口でエンジンが吹けなくなりエンストするというトラブル発生. 瞬く間に数台に抜かれて悔しい思いをする.エンストするたびになかなか始動できず5〜10秒のロス. エンストを回避する方法いろいろ試しながら走る. コースはいつもの模擬レースのコース+αの単純な構成で,みなスプリントのように全開でとばしている. クラストップとは1週あたりのベストラップの差が20秒以上あり, エンストがなくてもちょっと太刀打ちできない感じだった. 3時間耐久にも出るので,後半は体力温存のため適当に走ってゴールイン. それにしても新型400ccバイクでビギナークラスに出場して9位/13台とはちょっと情けない. まあ他の出場者もビギナーとは思えない奴ばっかりだったが...
3時間耐久はクラス10位/22台.順位としてはダメだが, クラストップとはわずか1周差だったので,まずまずといえる(後で確認すると2周差だったorz...). 2列目からのスタートだったけど,最初のストレートで1列目に追いついて,2台ほど抜いて3番手をキープ. エンストするパターンも分かってきたので,下り坂ではクラッチ切ってスロットルを開けずに走り, 坂が終って一瞬間を置いてからスロットルを開けるという作戦でエンストを回避した. コーナーもアウト側を走れば大丈夫なことが分かってきた. それでも毎週1回くらいエンストして後続車に抜かれる. 1時間経過時までは自分としては順調な走り.リザルトを見るとクラス6番手を走っていたらしい. 1時間半くらいで握力がなくなり,ハンドルを握ってるのがつらくなった. 2時間経過時はクラス7番手.この頃には腰痛,肘痛&足がつりそうになった. これまでDRZのサスはなんて柔いんだろうと思ってダンパーを最強にしていたが,この時はなんて硬いサスだと思った.もっと柔らかくするんだった. 残り30分はかなりヘロヘロになり,残り2週で同クラスの3台に抜かれる. 最後の力を振り絞ってゴールイン.
全体的にはエンジントラブルはあったものの,転倒やスタックもせず,力を出し切れたレースだった. 体力さえあればなあ... 二輪業界が尻すぼみになり,オフロードバイクに乗る人も減り,レース場や開催レースも減っている今では, 数少ないレースに出てくるのはエキスパートばっかりになってしまった. 気軽に出てあわよくば入賞を狙えるようなレースじゃなくなっているのがちょっと悲しい.
帰りにバイク屋に寄ってエンジン見てもらったら,エンストの原因はキャブに砂が入っていたようだ. 普段からちゃんと整備せねば...